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武蔵松下村塾主催の講演会に出席し、司会も務めさせていただきました。

今回は、山村明義先生による「政(まつりごと)の成功には、神道があった!」講演を拝聴させていただきました。

どこの地域でも身近にあり、初詣や御祭り神輿渡御などでお世話になっている神社。そして、その根本である神道とはそもそも何なのかについてあらためて勉強し、たくさんの発見をいたしました。

神道とは一言で言えば「結びである」という事。

人と人、人と社会、人と国、人と八百万の神々を結びつけるのが、神社であり神道であるということであります。

敬神崇祖(けいしんすうそ)という、神を敬(うやま)い先祖を崇(あが)め大切にする、これこそが日本人として神様に接する際の心構えであり、神という概念も一神教の神(GOD)とは違い、神道も宗教というよりも日本人の魂や精神性を表しているというお話に納得いたしました。

そして、一神教とは違い厳密に言えば宗教とも言えない神道は、八百万の神々がいるという概念から、多種多様な価値観を認め合う世界なので、むしろ「神道は世界と共生ができる」という事であります。

そして、そのような話であれば外国人もしっかりと理解していただく事も可能で、世界遺産となった宗像大社の沖津島遥拝所などは、日本人が大事にしてきたことを世界に訴えた結果外国人に十分理解された例で、神道の大切さを世界に訴えられる時代になったとの事であり、とても誇りに感じたところであります。

身近な神社、そしてその中心である神道は様々な神々のご存在を認める事から、自分だけ正しい違った考えのものは一切認めない。上から目線で人の悪口ばかり言う。人と人との縁を切る事によって自分が得をする。という価値観ではないので、争い事が絶えない世界でも評価が上がっている事は大変名誉な事であり、今後も堂々とその素晴らしさを自覚し訴えていきたいと思います。

メモ用紙が一杯になる程大変勉強になる講演会であり、その後も懇親会で新たな出会いもあって本当に充実した一日となりました。

 

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