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少子・高齢福祉対策特別委員会 沖縄視察二日目。
2件目の午後は、うるま市役所とみどり町児童センターへ行き「こども食堂」運営の取り組みについてを視察いたしました。

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うるま市は子供の貧困率が29.9%と全国平均の2倍。公立幼稚園に通う保護者の方は生活保護、非課税世帯が約38%に及ぶ事から、孤食や満足な食事を摂れない児童が多く問題となり、本年度より市内3つの児童館において児童に無料で食事を提供する「こども食堂」「スマイルカフェ」を設置いたしました。

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毎週月曜日と土曜日、夏休みは日曜祭日を除く毎日、貧困な家庭を中心にしながらもその他児童館に通う児童をわけ隔てなく食事を提供してきております。

その結果、地域や企業からの食材提供も多くいただき地域で子供を育て支援しようという思いが広がってきたようです。
また、不登校児なども学校などと連携する事で少しづつ学校に復帰出来たり、食事をする時にお手伝いをする事で、他者への思いやりや自己肯定感につながっているとの事でした。

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貧困による孤食や満足な食事を摂れない子供達の問題は、沖縄だけでなく数字の違いはあっても埼玉県を含めて全国的に考え、子供の居場所づくりも含めてしっかりと対策をしていかなければならないと感じました。

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