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文教委員会の県内視察
昨日は文教委員会の県内視察で、授業力の向上と最先端の調査研究を行う「埼玉県立総合教育センター」と、協調学習の実践によって当初はあまり評判の良くなかった学校を地域の力も借りながら落ち着かせ、今や大学短大進学率4割で研究指定校でもある「県立上尾鷹の台高校」を視察いたしました。
総合教育センターは二回目ですが、行田女子高跡地を活用され非常に素晴らしい研修場となっておりました。
本年度より授業の上手なカリスマ先生の動画を見て、先生方も研修をするようですが、発信などは先生だけに限られていたので、生徒のプライバシーに配慮したした形で大いに全面公開すれば良いと感じました。
いずれにしても立派な施設を持っているだけの成果が埼玉県として求められると思います。
上尾鷹の台高校では、最初にハツラツ先生の授業を見学。
生徒達は習熟度別で決して出来の良いクラスではなかったようですが、皆さん真面目に授業を聞いており、率直な質問も気軽にしておりました。
但し、それ以外のクラスを諸井議員が見た所、堂々と寝ている生徒が目につく所もあったそうです。
次に協調授業とい事で、2~3人づつのグループに別れて話し合いながら、様々な答えを作って発表する授業も見学させていだだきました。
マスメディアの報道の仕方についての課題で、桃太郎の話も桃太郎が鬼ヶ島の侵略者として扱われる事も見出し次第ではあるという例を示しながら、それぞれの考えを生徒に求めておりました。
課題は大人としては面白かったのですが、高校生にはちょっと難しかったようで、グループで活発な議論という感じではありませんでした。
もう少し基礎知識を教えてからが良かったかも知れません。
しかし、授業は一年生でしたが、考えてみたら3年生になれば選挙権を持つ生徒も結構いるようになる訳です。
このような状況で選挙権をあげるのは、正直大丈夫かとも感じました。
色々感じるものもありましたが、授業もゆっくり見れて学生になった気分も味わいながら勉強も出来、面白い視察が出来ました。