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地域で子どもを育てる会に出席
宗岡第二中学校区の地域で子どもを育てる会に出席。
会が出来てから23年目。
10月には地域の絆を深めるために、保・幼・小・中が一体となって「ふれあい祭り」も実行しております。
また、子供の安全確保のために、駆け込み先となる子ども110番の家も256件登録されており、地域で子どもたちの安全を見守ってくださっている団体です。
総会終了後には、朝霞警察署生活安全課 吉田宏様より「青少年の非行の現状と防止について」ご講演いただきました。
少年犯罪のピークは、学校が荒れていた昭和58年で15,000件から現在は1,600件まで激減しましたが、昔の屋外での非行行動からスマホの発達で屋内に変わり、ネットによる誹謗中傷など陰湿ないじめに非行形態が変わっているそうです。
気になったのは、少年による万引きは朝霞管内401件と減少しているのですが、それとは逆に高齢者の万引きが1,500件と少年の万引きの3倍以上で、これは3~4年前と全く逆になっているとの事。
主な原因は、年金生活では生活に困ってと言う事例が激増しているそうです。
老後の年金問題が話題となりましたが、高齢者の貧富の格差が広がり、貧困化が進んでいる事を実感いたしました。
いずれにしても、子供達のための環境浄化には地域の「うつわづくり」が大切との事で、大変参考になる講演となりました。