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昨晩は、議会終了後に会派のメンバーと白岡市から地域包括支援センターの運営を委託されている、「白岡市地域包括支援センターウエルシアハウス」を視察。

ほとんどの地域包括支援センターの運営は社会福祉法人や医療法人が主体で、民間が運営しているケースは全体の1%ほどしかありません。

そのため、医療機関や特養にあることが多く、「病気の人が行く場所」という認知が高くなってしまっている中、同ハウスは地域住民等がよく行き来する通り沿いに建っており、建物の外から中の様子も容易にうかがうことができるなど、地域住民等が気軽に立ち寄れる居場所になっております。

開設以降、地域住民の交流等の推進を支援してきたウエルシアハウスですが、当然訪問活動も行っており、それらの活動で見えた包括ケアシステム構築上の課題と現実を聞かせていただきました。

今話題の8050問題では、50代後半の長男次男が障害を持ち、父親が施設入所してしまい、家計をうつ病を持つ3男が担うものの、これ以上高齢の母親との生活は困難という例を聞かせていただきました。

そこで見えた「孤立化」という課題。

医療・介護・福祉の支援に相互の連携がないため、情報も取り組みも繋がらず、また、「関係機関だけの支援」は地域住民から本人家族を益々遠ざけてしまうなど、地域包括ケアの掛け声は「住民自らが…」となっているものの、実際は地域支援は困難でありトラブルを解決するのはとても難しいとの事でした。

「高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができる」よう、「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」が切れ目なく一体的に提供される体制づくりをするには、まだまだ理想と現実のギャップを感じました。

ある日突然!
それまで元気だった人が発症する認知症。

有効な治療がない。しかも、相談窓口が分からない。
どこがいいのか?教えてくれない。

専門性は縦割りの情報が壁となる!

という状況下、2020年から2025年にかけて要介護認定者が大幅に増加する事が予測される中、やはり社会参加や健康づくりを通じて高齢者が生きがいを持って介護予防に取り組み、高齢者限らずすべての市民が、世代や分野を超えて「我が事・丸ごと」つながる「地域共生社会」の実現に取り組む事が重要であり理想に近づいて行けるのではという事でありました。

 

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