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昨晩は、渋谷のアップリンクという映画館で沖縄を舞台にした映画「残波」を観賞し、その後トークショーに参加させていただきました。

主役の青年は父親が誰だかもわからず、母にも見捨てられ複雑な環境の中、米軍基地に囲まれた沖縄で育ちチンピラのような生活を送りながら苦悩しながら生きていく。
途中親分さんからの紹介で、日給7万円という普通の10倍という破格の値段で本土で事故を起こした原発の除染作業を行うものの、被ばくをして体を壊して沖縄に戻り、さらには被ばくした存在そのものを隠すために、政府によるヒットマンによって消されそうになる。
しかし、母親の生霊と思われる女性が青年を守ろうと必死に寄り添う物語。

フィクションですので、色々と突っ込みたくなる場面もありましたが、ようはヤマト(本土)の人間に利用されながら苦悩する沖縄の人たちの人間模様を描いた映画でありました。

沖縄の裏社会も含めた複雑な事情や、人間模様などは大変勉強になりました。

一方で、一般的なマスコミが報じる沖縄論に基づいた作品だったと思います。

そして、終わってから私がトークショーに登場となりました(笑)

色々自分の目と耳で確かめた経験から、媚びずに先日行った福島第二原発のとても厳密な管理下で必死に第一原発の廃炉に向けての前線基地として、身体管理も含め必死に頑張っている作業員や原発関連のの実態。

また、辺野古で反対運動しているのは、実は本土の労働組合などの人たちで、辺野古の地元の人たちは条件付きながら8割は賛成している事。

ヒットマンはおそらくいないだろうし、いたら安部総理も批判されずに楽なのでは等、作品の意図とはちょっと違った視点でお話させていただきました。

沖縄に対する上から目線の差別意識や、何でも日本政府が金で解決しようとしている事や沖縄戦当時に日本兵の方が怖かったなどのエピソードも問題提起の議論の中でありました。

しかし、私たち特に海なし県の埼玉県民などは沖縄に憧れはあっても差別意識など全くない。

政府が安易に沖縄に対してお金を配るのは問題であるが、沖縄県知事が毎年3000億円以上の予算要求をしている事。

辺野古は駄目で那覇の第二滑走路は自然環境を壊しても良いという矛盾。
すでにダイバーの立場からすると、沖縄本島ではサンゴはほとんど埋め立てや赤土が海に流れている事で死滅している実態。

日本兵の方が怖かったと感じる人も中にはいたのかもしれないが、日本兵によって助けれられたという証言も多くある事などもお話させていただきました。

監督も困ってしまったかもしれませんが、単なる映画を観た後に沖縄の人はかわいそうで終わるのではなく、対等な立場と意識の中で大好きな沖縄の自立した経済や地域をどうやって創っていくかを我々本土の人間と沖縄の人たちが手を携えて共に考え、ただ、政府はお金をばらまく、沖縄はそれに依存するだけでなく、「沖縄はかわいそう」「ヤマトはいつも沖縄を利用しているだけ」という意識を共に変え、今回の映画は問題提起として捕えながら、未来に向けた次の段階に行かなくてはならないとお話をさせていただきました。

こんな厄介な私をトークショーに呼んでくださったウチナンチューの島袋さん、そしてそれを快諾してくださった出馬監督に感謝申し上げます。
大変貴重な経験をさせていただきました。

是非映画「残波」を宜しくお願いいたします!

しかし、私がゲストで本当に良かったんでしょうかね(笑)

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