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本日は、朝のラッシュ時から家を出発し、無所属県民会議の会派視察で岡山へ。

岡山県議会に行き、「被災地域の子ども安全・安心な居場所」事業について、担当課より事業内容の説明をいただきました。

岡山県では昨年の7月6日に起こった西日本豪雨により、多くの被害を受け被災した地域の子育て家庭等が、家屋の片付けや被災に伴う各種手続きを安心して整えると共に、避難生活が長引くことによって子供がストレスや健康上の問題を抱えないよう、安全で安心して過ごす事の出来る居場所を臨時的に県の取組として行いました。

被災した倉敷市や総社市では、学校は避難場所になりとても市として子供の面倒を見る余裕が無かった事もあり、県が保健師を養成している県立岡山大学の保健福祉学部や保健師のOBで作るNPO団体にお願いをするなどして、事業を開始いたしました。

場所の提供も岡山大学のキャンパス広場や学食を活用させていただき、バスで被災地から大学へ行って、朝の9時から夕方16時までの間、ボランティアスタッフが中庭での外遊び、お勉強(1日約1時間程度)、学食での昼食、終わりの会の読み聞かせなどをして、子供の面倒を見てくれるという大変ありがたい取組を平成30年7月18日から8月31日までの復旧がある程度見込まれて来た間行われたそうであります。

大雨による広域災害となると市単位では、子供の居場所づくりをする取組みどころではなく、被災地で小さなお子さんを持つ親からとても喜ばれたそうであります。

今年の台風19号では、埼玉県内でも地域によって大きな被害も出ました。市が限界を迎えた時には県が主導し、県施設を最大限利用して、こうした「被災地域の子ども安全・安心な居場所」事業を展開する準備が必要だろうと実感をしたところであります。

 

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