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埼玉県警察本部警察犬センター、児童相談所を視察
本日は調査日。
会派のメンバーと共に午前中は、埼玉県警察本部警察犬センターを視察。
新しく出来た施設と共に、テロ対策や災害時に人を発見するのに活躍する警備犬の訓練の様子も伺う事が出来ました。
訓練の時は大変頼もしい警備犬も、近くに寄るとそれぞれ個性があってとても可愛らしく少し癒されました。
午後は今色々と話題になる事が多い児童相談所を視察。
埼玉県中央児童相談所を拝見させていただき、昨今の相談件数や内容を聞き、一時保護されている施設見学もさせていただきました。
すでに児童虐待については、直接児童相談所に相談するよりも、実は6割以上が警察に通報されていて警察から児童相談所に話が来ているそうで、今でも警察との連携は結構取られており、今後の更なる連携と情報の共有化によって体制は強化されるのではないかとの事でした。
ただ、どうしても相談件数が右肩上がりで伸びている中職員の増員が図れなかったり、一時預かりしか出来ない児童相談所から児童福祉施設等への入所がなかなか空きが出ず難しくなっているなどの厳しい現状もお聞きする事が出来ました。
救いは、一時預かりされている子供達が明るい笑顔でお友達と楽しく暮らしている姿を観てほっとした所であります。
目黒で5歳の女の子が、虐待死させられるという痛ましい事件が起こったばかりですので、職員体制の整備やさらなる警察との連携を強化するなどして、悲劇が今後起こらないようにしていきたいと思います。