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「少子・高齢福祉社会対策特別委員会」の県内日帰り視察に参加。

午前中はさいたま市緑区にある浦和大学を視察いたしました。浦和大学はこども学部や総合福祉学部、短期大学部介護福祉課がある子育てや福祉関わる人材を育てる大学です。

学内には0歳から3歳の子供が自由に訪れる事の出来る親子のひろば「ぽっけ」が開設されており、1回保険料として100円で利用する事が出来ます。

そして、学生たちは「ぽっけ」のスタッフとして授業での学びを実践に結び付ける事が出来るという事で、保護者も子供をお姉さんやお兄さんに面倒を見てもらい、助かりながら学生達も実践勉強が出来るという全国でも例の無いシステムを持っており、大変感銘を受けました。

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午後はオープン前に1度内覧会で訪れた事があり、昨年末にさいたま新都心に移転されオープンした「埼玉県小児医療センター」を視察。

さすがに、オープンされた後ですので実際に多くの県民の方が利用されており、内覧会の時とは大分雰囲気は変わっておりました。

今回の移転で全国に15施設しかない、小児がん拠点病院の機能向上が図られました。
病院内では、手術室のまわりでも子供達が少しでもリラックスして手術が受けられるよう、手術室のまわりの壁にはかわいい絵がたくさん書かれておりました。

また、さいたま赤十字病院との連携によって、全国で前例の無い先進高度医療である総合周産期母子医療センターを開設し、MFICU(母体胎児集中治療室)やNICU(新生児集中治療室)を一定以上備え、リスクの高い妊産婦や新生児を24時間体制で受け入れる事が可能な施設です。

500グラムから600グラムで早く生まれてしまった赤ちゃんが、NICUによって命をつないでいる姿、そしてそこのお母さんの「○○ちゃん愛してるよ」とのメッセージを見て少し目頭が熱くなり、一日も早く毎日お母さんの元でしっかり抱いてもらえるよう頑張って成長して欲しいと強く思いました。

医療スタッフの皆さんも、新病院となった県立小児医療センターには大変喜んでおり、これからも新しい命を守るため、小児医療の「最後の砦」として、県民の期待に応えられるよう頑張っていただきたいと思います。

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